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2021/08/01

IP電話はアナログ電話とどう違う?
メリット・デメリットについてご紹介

IP電話はアナログ電話とどう違う? メリット・デメリットについてご紹介

こんにちは!楽テルコラム担当です。

2024年にアナログ回線の固定電話が使えなくなることをご存じでしょうか。アナログ回線の代わりに主流となるIP網を使った「IP電話」は、一体どんなメリットとデメリットを持つのでしょうか。アナログ回線をお使いの方に知って欲しいIP電話の特徴についてご紹介します。

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目次

    IP電話とは

    IP電話とは、インターネット通信を使った電話機能のことです。インターネットプロトコル(IP)を拡張したVoIP(Voice over Internet Protocol)技術で、音声信号をインターネット回線に乗せて通話を実現しています。

    アナログ電話との違い

    旧来からあるアナログ電話はいわゆる「固定電話」のことで、アナログ(メタル)回線に乗せて通話を可能にしています。アナログ回線は、NTTの交換局を通って全国各地に張り巡らされています。

    ひかり電話との違い

    IP電話と同様にインターネット回線を使用する電話機能には、光回線を利用する「ひかり電話」もあります。厳密にいえばひかり電話もIP電話の一種という位置付けですが、IP電話はADSLインターネット回線を利用した電話機能で、ひかり電話は光回線を利用した電話機能というように使い分けるのが一般的です。
    ひかり電話とIP電話の通話料金には大きな差はありませんが、光回線はADSL回線よりも大容量のデータ通信が可能なので、通話のクオリティも安定しています。

    アナログ電話の廃止でIP電話が主流に

    政府は2024年中を目処に、古くからあるアナログ電話の回線を全てIP網に移行することを予定しています。インターネット技術の進化とともに、アナログ回線の利用者の減少や、老朽化するアナログ回線の維持が難しくなってきていることがその要因です。
    これによりアナログ電話は淘汰され、今後はひかり電話を含むIP電話が主流となっていく見込みです。

    参考:固定電話網の円滑な移行|総務省

    IP電話に必要なPBXとは

    PBXとは、Private Branch eXchangerの略で、複数台の電話機をつなぐ交換機のことです。外線PBXがあることで、電話を内線番号に転送や、各電話機を外線につなぐこと、内線同士の無料通話などが実現できます。
    IP電話を使用するにはPBXに代表される電話交換機が必要であり、そのPBXには以下の3種類のタイプが存在します。

    大企業向けPBX

    大企業向けPBXはいわゆる従来型のPBXで、社内に物理的な主装置を置いて各電話機とつなぐタイプのものです。レガシーPBXと呼ばれることもあります。

    現在では、音声信号をデジタル処理する仕様のものが主流となっています。電話回線を用いてつなぐので、インターネット環境がない状況でも利用が可能です。しかし、物理的に電話機とつなぐ必要があるため、拠点が複数ある場合はそれぞれにPBXを設置しなければなりません。

    IP-PBX

    IP-PBXは、インターネット回線で使用する既存のLANケーブルを使うタイプのPBXです。電話同士の内線を物理的につなぐ必要はなく、電話機やパソコンにIPアドレスを割り当ててネットワークを構築します。

    物理的な専用機器を置くハードウェア型は、通信環境の安全性を高めたい場合に向いており、自社サーバーにインストールするソフトウェア型は、電話機の増減に柔軟に対応できるのが特徴です。

    クラウドPBX

    近年では、クラウド型のPBXも登場しています。クラウドPBXなら物理的なPBXも専用のケーブルも必要としないので、PBXの設置のためのスペースや購入・設置費用、稼働するための電力が必要ありません。

    インターネット環境に接続できれば複数の拠点の電話機と接続できることがメリットですが、一方で音声などの通信品質がインターネット環境に左右されやすいというデメリットがあります。

    IP電話のメリット

    では、IP電話のメリットについて見ていきましょう。今回は、クラウド型のIP電話を使ったビジネスフォンシステムを導入する際のメリットについて解説します。

    低コストで導入できる

    IP電話の大きなメリットは、導入時のコストが必要最小限で済むことです。例えば、複数台をつなぐビジネスフォンをアナログ回線で構築する場合、専用の電話機の購入や有線での内線網の構築、電話交換機であるPBXの購入・設置工事など多額の費用がかかってしまいます。

    一方、IP電話の場合は専用の電話機でなくても通話が可能です。これまで使っているアナログ回線の電話機はもちろん、PC・スマートフォンなどもビジネスフォンとしてそのまま利用できるので、電話機を購入する費用が抑えられます。加えて、クラウド上に構築したPBXを使用するため物理的な機器の購入費や設置工事費も発生しません。非常に低コストでの導入が可能といえます。

    通話料金削減が期待できる

    アナログ回線は距離の遠い相手にかける時にNTTの交換局をいくつも経由することになります。そのため、相手が遠くにいるほど通話料金が高くなります。
    それに対して、IP電話はインターネット回線を使用するため距離によって通話料金が変わることはありません。遠方や海外への通話も料金を気にせずに話すことができます。さらに、同じインターネットプロバイダを利用しているIP電話同士であれば通話料が無料になります。まるで会社の内線電話のように外出先や遠方の相手と無料で話すことができるため、通話料金の削減が期待できます。

    拠点の増減に対応できる

    アナログ電話のビジネスフォンを構築するには、PBXや電話機同士を物理的なケーブルでつなげる必要があります。そのためフロアや支店、店舗を増減する際には新たなPBXの設置や電話機との配線工事の必要がありました。
    クラウド型のIP電話なら、インターネット上のPBXにアクセスして使用するため、複数の拠点を統括してビジネスフォンを構築することが可能です。拠点を増減する際もコストや時間を抑えつつ柔軟に対応することができます。

    リモートワークに対応できる

    IP電話を使ったビジネスフォンシステムは、リモートワークにも役立ちます。専用の電話機や物理的なケーブルが不要なので、自宅や出張先でのリモートワーク時にも自身のスマートフォンやPCを会社の電話として使うことができます。

    IP電話のデメリット

    IP電話にはデメリットもあります。ここでは2つのデメリットをご紹介します。

    緊急通報電話が使えない

    IP電話は110番、119番といった緊急通報の番号に電話をかけることができません。しかしIP電話の中でも、一部のひかり電話では緊急通報電話に対応しているものもあります。利用するIP電話サービスについて事前に確認しておくと良いでしょう。

    フリーダイヤルが使えない

    基本的にフリーダイヤルの0120にも接続できません。携帯電話と同様に、専用の番号に有料で電話をかけることになります。通話料金を削減できるのがIP電話のメリットのひとつなので、フリーダイヤルに多くかけることが想定される場合は、通話料金がかさむことも念頭に置いておきましょう。

    まとめ

    IP電話が普及する前は一般的だったアナログ電話ですが、携帯電話やインターネット通信の進化によって利用者は減少し、インフラとして維持するのが難しくなってきています。現在もアナログ電話を利用している人は、IP電話のメリットの数々に驚くかもしれません。ぜひ、2024年のアナログ電話の廃止を迎える前に、IP電話への移行の準備を検討してみてください。

    関連記事はこちらクラウドPBXとは?コスト削減に期待大!導入メリットとデメリット|楽テル

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    記事執筆者情報

    楽テルコラム編集部

    リスティング広告やFacebook広告の運用、プロダクトサイトのSEOなど、広くWEB施策に携わっています。前職では、世界トップクラスのシェアを誇るCRMシステムの導入支援を通して、様々な企業の業務改善に尽力していました。
    楽テルのコラムではコールセンターやインサイドセールスにおける業務効率化・顧客満足度向上などの例をご紹介していきます!
    好きな料理は「スパイスカレー」です。