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2020/11/03

会社の電話を多機能化するPBXとは?特徴や種類を解説

会社の電話を多機能化するPBXとは?特徴や種類を解説

こんにちは!楽テルコラム担当です。

PBXとは電話交換機のことで、電話を多機能化する便利な装置です。PBXの種類によっては離れた拠点の電話を1つの代表電話で発着信できるのため、リモートワークやグローバル化などのビジネスの進展に一役買うことから近年注目度が高まっています。今回は、PBXの基本機能や種類別の特徴、おすすめの選び方といったPBXの概要をご紹介します。

目次

    PBXとは

    PBXとは「Private Branch eXchange」の略で、電話交換機や主装置と呼ばれる装置です。共通の電話番号で複数の電話機を外線・内線としてつないで、発着信や保留、転送などの機能を使えるようにする役割を担います。

    PBXを導入してできること

    PBXを導入することで、会社の電話の機能が格段に増えます。ここでは、主な機能についてご紹介します。

    基本機能「発信・着信の制御」

    外線からかかってきた着信をまずPBXで受け、そこから電話機につなぎます。発信時も、PBXを通して電話をかけることになります。

    無料で話せる「内線同士の通話機能」

    PBXを設置しない場合は、同じ建物内の電話同士でも外線扱いになるので通話料金が発生します。一方でPBXに登録している電話機同士は内線としてつながるので、離れた場所にある電話機とも無料で通話することができます。

    1つの番号で発着信できる「代表番号着信機能」

    代表番号への着信を複数の電話機で受けられるうえに、その逆でどの電話機からでも代表番号として発信することができます。PBXがない場合は電話機ごとに番号が必要になりますが、PBXがあれば1つの番号で外部とコミュニケーションできます。

    着信を振り分ける「ダイヤルイン機能」

    複数の電話番号を1つの電話回線に付加し、電話番号ごとに着信を振り分ける「ダイヤルイン機能」の設定も可能です。発信時にも電話番号を特定してかけられるので、役割ごとに電話番号を分けて通話がすることもできます。

    さまざまな方法がある「転送機能」

    PBXに登録している電話機に転送できます。転送にはさまざまな方法があり、不在時や通話の途中、着信時に一定時間応答しない場合などに、あらかじめ指定した番号に転送できます。他にも、事前に設定した条件の着信を転送する、電波が圏外の場合に圏内の他の電話機に転送するなども可能です。

    保留をどこでも引き継げる「パーク保留機能」

    「パーク保留機能」を使えば、保留した通話を他のどの電話機からでも引き継いで応答できます。最初の応対時に誰に取り継げばいいかわからない場合はパーク保留ボタンを押して、取り継ぎ先を探してから電話に出てもらうことができます。

    PBXとビジネスフォンの違い

    会社の電話といえばビジネスフォンですが、厳密にはPBXの一種になります。ビジネスフォンは同じ事業所の数台から数十台規模の電話線を内線でつなぎます。PBXなら複数拠点の数百台以上の電話を収容できるので、事業規模の大きい企業ならビジネスフォンよりもPBXを使用するのがおすすめです。ビジネスフォンの主装置はCPU単体ですがPBXは高性能CPUを2重に実装しているので、システムダウン時や停電時にも比較的安定してシステムを運用できます。

    PBXの種類

    古くから普及している「PBX」は企業のオフィス内に物理的なハードウェアとして設置するタイプですが、近年ではインターネット回線を使用したLAN接続のIP電話でも使用できる「IP-PBX」、クラウド上にPBXを置く「クラウドPBX」なども登場しています。

    IP-PBX

    IP-PBXとは従来型のPBXと同様に、オフィス内に物理的なハードウェアを置いて、各電話機とLANケーブルもしくは無線LANでつなぎます。企業で持っているサーバーにソフトをインストールするタイプもあります。電話線を開通せず、IP電話機を使用できるのが従来型のPBXとの大きな違いです。パソコンとシステムを連携するCTI機能の活用も可能になります。

    しかしインターネット環境に依存することになるので、電波の不安定な場所で通話をする際や通信量が大きい場合は、音声が途切れるなどの不具合が起こることがあります。

    クラウドPBX

    クラウドPBXは、ハードウェアやサーバーを使用せずにインターネット上のクラウドを通して電話機をつなぎます。そのため、物理的に離れた拠点にある電話機や屋外のスマートフォンなどの端末も内線として使用可能です。運用には月額使用料がかかりますが、導入時のハードウェアの購入・設置・メンテナンス費用がカットできるので、大幅なコスト削減につながります。クラウドPBXの場合もインターネット環境によって通信の品質が左右されることがあるので注意が必要です。

    PBXの選び方

    PBXの選択ポイントは拠点数、導入コスト、導入スピード、セキュリティです。外回りの営業マンやリモートワーカー、海外の支社など、たくさんの拠点と内線をつなぎたい場合にはクラウドPBXがおすすめです。導入コスト・スピードもクラウドPBXは安価かつ迅速です。しかしセキュリティ面で見ると、インターネット環境を使用しないPBXが一番安心です。

    まとめ

    今回はPBXの基本機能や選び方についてご紹介しました。PBXとは、企業の電話システムを多機能にする便利な装置です。従業員の利便性向上や企業のコストカット、顧客の満足度向上にも役立ちます。従来型、IP-PBX、クラウドPBXと種類が細分化されるので、自社の仕組みに合ったものをぜひ検討してください。

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