お問い合わせ(平日9:00~18:00)
東京:03-6683-3865

無料のCRMシステムのおすすめ3選!
コールセンターに使えるシステムも紹介

無料のCRMシステムのおすすめ3選! コールセンターに使えるシステムも紹介

こんにちは!楽テルコラム担当です。

顧客管理に役立つツールを導入したいなら、顧客管理ソフトがおすすめです。無料と有料のもので機能に違いがあるため、比較した上で自社に適したものを選びましょう。今回は、有用な3つのフリーソフトと、フリーソフトのメリット・デメリットをご紹介します。

コールセンターの業務効率と対応品質の両方を上げるには

電話対応業務における大きな課題である「オペレーターの対応時間」や「オペレーターの対応品質のバラつき」。
これらの課題解決に有効なのが、クラウド型CRM・CTIシステムです。

着信時ポップアップやIVR(自動音声応答)、自動文字起こしなどの機能を活用することで、コールセンター業務の質と両方を、大きく改善できます。

クラウド型コールセンター
CRMシステム「楽テル」
資料請求はこちら(無料)

目次

    顧客管理ソフトを導入するメリット

    有料・無料に関わらず、顧客管理ソフトにはビジネスを加速させる多くのメリットがあります。その中でも特に代表的な3つのメリットについて解説します。

    1.顧客情報の一括管理・共有が可能

    顧客管理ソフトの最大の役割は、さまざまな場所に保管されている情報をひとつに統合することです。営業ごとで受け持っている顧客情報を全体で共有・閲覧できる機能があるため、社員全員が必要なデータを瞬時に把握できます。またデータを探す手間が少なくなり、情報共有のために時間を割く必要がなくなるため、浮いた時間を別の業務にあてることが可能です。

    2.業務の短縮化

    顧客管理ソフトには普段の業務をより効率化できる機能が備わっており、例えばコールセンター業務とリンクした顧客管理ソフトには、受電すると相手の情報を即座にウィンドウに表示する機能(着信ポップアップ)があります。顧客管理ソフトを導入していない場合、電話を受け取って相手の名前を確認し、そこから情報を探す必要があります。慣れているオペレーターであれば問題ありませんが、経験の浅いオペレーターだと業務に支障が出ることもあります。しかし、顧客管理ソフトを導入すれば業務の短縮化が図れる他、応対にかかる時間が減るため顧客満足度の向上にもつながります。

    3.情報を効率良く分析できる

    顧客管理ソフトで集約した情報は、そのまま分析に回すことも可能です。豊富な情報を細かく分析できるため顧客のニーズをより明確化でき、それに合わせて適切なアプローチを行えます。また管理している情報を手間なくグラフや表にできるため、会議に必要な資料作成の時間が短縮できる他、PDCAの効率化にもつながります。
    分析機能はほとんどの顧客管理ソフトに備わっています。顧客情報だけでなく、オペレーターの業務効率や予約成立率などの分析も行えるため、社員の業務状況を可視化しやすくなります。

    無料で使える!おすすめの顧客管理ソフト3選

    顧客管理にフリーソフトを使う場合、年に数回バージョンアップをしているものや、ユーザーからの要望を地道に反映しているものなど、ソフト開発の姿勢は有料ソフトに引けを取らないものばかりです。ここでは、特に優れている3つのフリーソフトをご紹介します。

    Sugar CRM

    Sugar CRM

    概要

    世界で1,000万以上ダウンロードされている大手のフリーソフトです。無料のコミュニティ版と、3つの有料版があります。無料版は有料版の一部の機能を利用でき、例えば顧客とのやり取りや打ち合わせ、メールなどを記録できる営業管理機能や、顧客サポートに関する機能、マーケティング成果のトラッキングやデータの品質管理を行える機能などが挙げられます。また、IP電話BOXの「Astrisk」と連携すれば、無料版でコールセンターシステムを構築できます。有料版には、営業日報や見積もり制作といった営業を支援する機能が加わります。

    こんな方におすすめ

    無料版ではソフトを拡張したり、開発元からサポートを受けたりということができません。また、日本語環境も有料版のみの対応となっているため、それらを踏まえた上で導入を検討しましょう。一週間の無料トライアルがあるので、実際に使ってみてから検討したいという方は試してみてはいかがでしょうか。

    Fullfree

    Fullfree

    概要

    大手ダウンロードサイトの「顧客管理」カテゴリで最多ダウンロードを記録したフリーソフトです。無料版と有料版がありますが機能の違いはほとんどなく、有料版ではいくつかの機能の上限がアップしています。機能はとてもシンプルで、顧客の情報を登録・整理・閲覧することに特化しています。機能ごとに「使う」「使わない」の選択をすることができるため、使わない機能で画面を持て余すこともありません。さらに、サービス提供サーバーとバックアップサーバーを分け、編集操作ごとにバックアップを取っています。マイクロソフト社運営のサーバーを利用しているためセキュリティも安心です。
    ほとんどの顧客管理ソフトは月額、または年額を支払うサブスクリプション型ですが、Fullfreeの有料版ライセンスは買い切りで、バージョンアップも無料なため良心的です。

    こんな方におすすめ

    公式ホームページに問い合わせフォームを設置して質問に随時回答しており、ユーザーの要望もバージョンアップに反映させているので、社内にCRCシステムのノウハウがないという方でも心強いでしょう。カスタマイズ性も高いので、業界を選びません。Excelのような表形式で検索・編集ができるので、表形式に慣れたビジネスマンでも取り入れやすいでしょう。

    ZOHO CRM

    ZOHO CRM

    概要

    クラウド型顧客管理・営業支援システムです。メール、電話、SNS、チャットツールなど様々な顧客接点の情報を一元管理でき、SNSとの連携は世界20言語に対応しています。クラウド型でスマホやタブレットからも利用可能なので、とっても使い勝手が良いです。
    15日間の無料トライアル期間は機能制限がありません。有料版は売上予測や顧客分析、タスクを自動化するワークフローなどの上位機能が使えるので、まず無料トライアル期間に有料版の機能性を体感してから、追々アップグレードしてさらなる営業支援に活用できます。有料版のスタンダードプランは1ユーザー月額換算1,440円(税抜き)で業界の中でも特にリーズナブルです。機能と料金のコストパフォーマンスに優れているのも人気の理由です。

    こんな方におすすめ

    無料版は3ユーザーまで利用でき、25,000件までのデータ量を管理できます。顧客の連絡先や商談履歴といったCRMシステムの基礎編としての機能が揃っているので、小規模の事業者なら無料版で十分かもしれません。

    フリーソフトのメリットとデメリット

    完全無料で利用できるフリーソフトは、コストをかけずに顧客管理ができる優れものです。しかし、メリットだけでなく複数のデメリットもあるため、以下の点に留意して導入を検討しましょう。ここでは、フリーソフトのメリットとデメリットについて解説します。

    メリット

    1.顧客管理ソフトを使う練習になる

    顧客管理ソフトにはさまざまな機能があり、一から覚えようとすると多くの時間がかかります。有料ソフトは使い方を覚えている間も料金がかかるため、場合によっては費用対効果が悪くなることもあるのです。しかし、フリーソフトは無料なので費用がかかる心配がありません。また有料ソフトを使用する前段階としてもおすすめで、フリーソフトで使い方を覚えてから有料のものに移行すれば、費用や時間のムダを排除できます。

    2.コスト面のムダがなくなる

    多くの機能を搭載している有料ソフトは、料金が1ユーザーあたり数千円になることも珍しくありません。また業務内容や使用目的、企業の規模などによっては、機能過多で持て余す可能性もあるのです。利用する人数が少ない、または多くの機能を必要としないという場合、フリーソフトで充分補える可能性があります。

    デメリット

    1.機能制限により、本来の能力が発揮できない

    フリーソフトは有料ソフトに比べて利用できる機能が少ないため、自社の業務内容をカバーできない可能性があります。自社の業務内容に適したソフトを選ばなければ顧客管理ソフトを導入する意味が希薄になるため、機能のチェックやソフト同士の比較は必ず行いましょう。もしも満足できる機能がなければ、有料ソフトの使用も視野に入れて検討することをおすすめします。

    2.セキュリティ面での不安

    顧客情報は数あるビジネスデータの中でも特に重要です。仮に情報漏えいなどにつながると顧客からの信頼を失ってしまい、大きな損失につながる恐れがあるため、セキュリティの安全性は必須といえます。顧客管理ソフトでは、有料・無料を問わずセキュリティの対策がなされています。しかし、セキュリティ強度は有料のほうが高く、安全に使用できるため、万が一のことを考えるとフリーソフトよりも有料ソフトが安心できるでしょう。

    CRMシステムを選ぶときのポイント

    CRMシステムを選択する際は、自社の取り組みや課題と機能性がマッチしているかがポイントです。

    基本的な顧客情報の管理・サポート機能があれば十分でしょうか。それともSFA(営業活動をサポートする機能)や、MA(マーケティングを効率化する機能)など多くの機能を必要としているでしょうか。同じCRMシステムでも、無料版の機能でまかなえる場合もあれば、有料だとしても事業に有益な機能が揃っている場合もあるでしょう。

    また、クラウド型かオンプレミス型かも選ぶ基準となります。オンプレミス型は自社サーバーを設置するので場所も費用もかさみますが、セキュリティ面で安心といわれています。クラウド型は初期費用や維持管理費を抑えられるので、予算に余裕がない場合でも導入しやすくなっています。

    先を見据えた顧客管理ソフト選びでコスト削減を図ろう

    顧客情報を分かりやすく整理し、業務に活かすためには顧客管理ソフトが必須です。顧客管理ソフトには有料・無料のものがありますが、それぞれにメリットとデメリットがあるため、会社の規模や予算、目的に応じて自社に適したものを柔軟に選択してください。
    長期的な目線で考えると有料ソフトの利用がおすすめですが、「すぐに導入するのは不安」「まずは無料のもので試してみたい」という方は、フリーソフトから始めるのも賢明な判断といえるでしょう。顧客管理ソフトでビジネスの効率化を目指したいという方は、ぜひ上記を参考にしてみてください。

    楽テルバナー

    記事執筆者情報

    楽テルコラム編集部

    リスティング広告やFacebook広告の運用、プロダクトサイトのSEOなど、広くWEB施策に携わっています。前職では、世界トップクラスのシェアを誇るCRMシステムの導入支援を通して、様々な企業の業務改善に尽力していました。
    楽テルのコラムではコールセンターやインサイドセールスにおける業務効率化・顧客満足度向上などの例をご紹介していきます!
    好きな料理は「スパイスカレー」です。